祝祭

  • 2010-04-15 (木)
  • カテゴリー: Live
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2010年4月11日 cloudchair2度目のワンマンライブ “Six Strings Soundscapes 2”を開催しました。
会場のmotionは沢山のお客さんに集まっていただいて、かなりの盛況でした!

Raise a hand

そもそも2009年7月に行った最初のワンマンがかなり手応えのあるライブで(その模様はYouTubeでご覧いただけます)、
次にやる時には必ずそれを超えたいと思っていました。
その為にもcloudchairを更に進化させなければという思いがあって、
それから9ヶ月の間に様々な編成や新たな試みを実践し続けてきました。

その甲斐あってcloudchairは確実にスケールアップしたと実感しています。
ライブに参加してくれるメンバーも増え、僕のイメージは更に増幅されるようになりました。
その成果をライブアルバムと今回のワンマンでたっぷり感じてもらいたいというのが僕の望みでした。
願いは果たされました。またしても僕自身の想像を超える高さで。

2010 4/11 “Six Strings Soundscapes 2”

出演者

曲目

  1. Lights From Dead Stars
  2. 風のうた
  3. Wales Bridge
  4. Dew
  5. Flower
  6. Minimal Session
  7. Guitar Trio Session (Jake, takuto & 青木裕)
  8. Guitar Trio & Twin Drums Session
  9. Pulse
  10. Story Of Storm – Octagon
  11. Echoes And Whispers
  12. Gypsophila

  13. Dew (アンコール)

本編の約2時間半は本当に濃密な内容でした。
来てくれた方の感想を借りると、「容量を遥かに超えたものが詰め込まれてはちきれそうなのに、
ギリギリの所で溢れず表面張力でまとまっている」、それ程に凝縮されていました。
興奮、静寂、驚き、笑い、涙、そんな瞬間の連続。
特に終盤は音の洪水を浴びながら、生きている事のよろこびを全身で味わうような体験をしました。

そしてその余韻に浸る間もなく、予想していなかったアンコールをいただいて、
予定していなかった10人編成での”Dew”を20分以上に渡って演奏しました。
この曲は本編でも演奏したのですが、アンコールでは全く別の曲といってもいいくらいに変貌しました。
ひとつの閃きが波紋を描き、それに反応して幾つもの波紋が重なりあい拡がり続ける様が、
マリオ君の描く曼陀羅のようでもありフラクタルのようでもあり。
ビートがひとつ進む毎に光が爆発するような凄い光景で、
その只中にいるメンバー達の満面の笑みが、僕を更に幸せにしてくれました。

友人達がこのイベントの事を開催前に「Jake祭」または「cloudchair祭」と呼んでいましたが、それは正に祝祭でした。
今この瞬間にここで音と人と共に生きている事を祝う祭り。
こんな空間を作る機会を得られて、僕は本当に幸せです。
そこに集まってくれたメンバー、スタッフ、お客さんに心から感謝します。
どうもありがとうございました!

まだまだ至らない点もあって、今後の課題がはっきり見えてきた事も収穫です。
これから改善を重ねて更に進化させていきます!
また是非次の機会を作りますので、これからもよろしくお願いします!

Takuto, Hamatsu, Tetsuro and Ikutaro
↑Photo by Simon Tauchi
Jake
noah
Ikutaro
Jake as a conductor
↑Photo by Terry

写真アルバム1 by Terry
写真アルバム2 by Simon Tauchi

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