エフェクターブックVol.61「トレモロ」特集
- 2023-09-28 (木)
揺れモノ3種の個性と活用法を考察する
エフェクターブックVol.61は「トレモロ」特集。
私はトレモロ/コーラス系ヴィブラート/ユニヴァイブ系ヴィブラートの3種を弾き比べ、その音色や使い方を検証する記事を書きました。
記事と連動する動画も制作しましたので是非ご視聴ください。
トレモロの“使いどころ”に関するアンケートや新製品レビューにも参加しています。
ちなみに誌面にも書いていただきましたが、これまで試奏動画の為に制作した約200曲から厳選した楽曲を再構築して音源として今後リリース予定です。
そちらもどうぞお楽しみに。
【エフェクターブックVol.61】トレモロ特集連動動画 by Jake Cloudchair
使用機材
- ギター
- FGN NST200
- FGN NSG100
- ギター・アンプ
- IK Multimedia TONEX Pedal :(使用モデル:Two Rock TS1)
- エフェクター
- BOSS TR-2
- TC Electronic SCF+
- Fulltone Deja-Vibe
- Vemuram Myriad Fuzz
- Xotic XW-1
- Line 6 DL4 MKII
- KGR Harmony 黒船
トレモロがギター・サウンドに魔法をかける
トレモロは、数あるペダル・エフェクターの中でも1、2を争うほど地味な存在。しかし同時に、数あるペダルの中でも最も長い歴史を持つものだったりします。その原型となるモデルが発売されたのは、なんと1946年。トレモロは80年近い長い歴史を持っていることになります。トレモロの誕生はヴィンテージ・ペダルの代名詞であるファズよりもずっと早かった──この事実を知って驚かない人はいないのではないでしょうか。
今回のエフェクターブックではそんな「人類史上最古のペダル」とも言えるトレモロを特集、その歴史や魅力を深掘りしていきます。例によって今回も「プロ・ギタリストによる試奏」「著名ビルダーへの取材」「識者からのアドヴァイス」など、多方面からトレモロが備えるポテンシャルを分析。R&Bやネオソウル、アメリカン・ルーツ・ロックなど、楽曲の良し悪しを“音色の説得力”が決定づけるジャンルにおいて不可欠となっているスパイス、ギター・サウンドに色気と艶を与える「トレモロの魔法」を解明していきます。【CONTENTS】
[Pedal Board Profiling]
テイラー・ゴールドスミス&トレヴァー・メネア(Dawes)
トーマス・ブレネック(The Budos Band)[Special Report]
EQD DAY 2023(EarthQuaker Devices)[特集1]
TREMOLO
トレモロがギター・サウンドに魔法をかける[History]1940年代から連なるトレモロの“マジック”
[Analysis]美濃隆章(toe)がトレモロの名機たちと対峙する!
[Interview]Strymon
[Interview]Empress Effects
[Analysis]現行最新“トレモロ&ヴィブラート・ペダル”試奏分析
[Photo Archives]トレモロ・ペダル愛好家を探せ!!
[Disc Guide]トレモロの魅力がわかる名盤50選
[Column]アンプのトレモロでなくちゃ、魂が震えねぇ!!
[Enquete]プロ・ギタリストが考えるトレモロの“使いどころ”
[Tutorial]トレモロ&ヴィブラート回路の構造学
[Tutorial]“トレモロ・サウンド”の正体
[Setting Guide]動作原理の違いと“揺れ方”の関係(動画連動)
[Setting Guide]トレモロ・ペダル相性実験
[Setting Guide]令和のトレモロ&ヴィブラート活用術
[Setting Guide]音楽制作の最前線における“トレモロ需要”[特集2]
Orange
約半世紀ぶりに実った英国の薫り高き果実[新製品紹介]COMING UP NEXT NEW PRODUCTS REVIEW
[Interview]Builder’s Voice
Revelation Cable Co.
Old Blood Noise Endeavors
KGR Harmony新製品インフォメーション
[連載]Whatever cool with me
さいとうさんに聞いてみよう(Soul Power Instruments)
Let me be your patch cable(兎沢貴広/EQD)
音の正体(布施雄一郎)
BENIMARULABO[出張版](BENIMARU)
その音、自家製につき(Kensei Ogata)
なんばの楽器店からキラーパス(兼政拓実)
マニアの極北(細川雄一郎)