僕のことをおぼえていてくれた皆様へ
- 2006-10-22 (日)
- カテゴリー: Diary
僕の今までの音楽活動に触れる機会のあった皆様
僕の今までの演奏を耳にしてくれた皆様
そして僕のことを一瞬でも思い出してくれた皆様
ここへ来てくれてありがとうございます。
おぼえていてくれてありがとうございます。
しばらくの間、何の音沙汰もなく、自身の新しい作品を発表する訳でもなく、
日々の他愛ない出来事を発信する場すら持たぬまま、
これまでの音楽家としてのキャリアさえ白紙にしてしまうような長い隠遁生活を送ってしまいました。
そんな状態でも、縁あって、特にネット上で再び出会えた方々より、あたたかく優しい言葉をたくさんいただける機会に恵まれました。
その言葉にどれほど励まされたか!
皆様の記憶の片隅にでも僕の存在があるという事、その喜びが僕に力を与え、自信を持たせてくれるのです。
そんな僕を支えてくれた皆様の心を省みず、身勝手な活動・行動をしてきた事を深く悔やみました。
これから僕が形にしていく音楽が、皆様が僕に望む形であるとは限りません。
過去その時々の僕自身がその都度違う場所を目指していたように、今現在の僕もまた新しいものを求めているのです。
けれど、僕がこれまで形にしてきたものは決して無駄ではなかったと思えるようにもなりました。
過去を肯定出来るようになった時、僕を支えてくれた皆様の存在の大きさを実感したのです。
今後新たに生まれて来る音がどのような形だったとしても、そこには僕から皆様への感謝の気持ちが込められている筈です。
僕に出来るのは、誠実に音楽に向かう事です。そして僕の願いは、僕の音に触れてくれた方々の心を少しでも動かす事です。
よい方向に、向かうべき方向に。
そして少しでも幸せを感じていただけたなら、それがこの世界で僕に出来る最もよい行いだと強く信じる事が出来るでしょう。
僕は音に生きたいと 強く願います。
読んでくれてありがとうございます。皆様が幸せでありますように。
PEACE
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