POD HD500 demo settings #2/4 | Supro & Gibson – 設定データ紹介
- 2012-05-21 (月)
POD HD500の設定紹介・第2弾
前回に引き続き、YouTubeで好評をいただいている映像”POD HD500 & Variax demo – 16 clean & crunch tones“の音色設定を紹介します。
こちらでパッチ(PODの設定データ)をダウンロード出来ます :
http://jp.line6.com/customtone/profile/cloudchair/
Line 6 Customtoneの使い方
Line 6 Customtone – PODの設定を共有する
POD HD500 & Variax demo movie
この動画では全16種の音色を使っています。
4回の記事の中で、4音色ずつ解説していきます。
今回は以下の4種類を紹介します。
(クリックするとスクロールします)
それぞれに共通の設定
それぞれのアンプ・モデリングにつき、リズム・パートとリード・パートの2種類の音色を作りました。
リズム・パートではエフェクトを全く使わずアンプの素の音を、そしてリード・パートではブースター/ディレイ/リヴァーブなどをかけています。
アンプ・モデリングのキャラクターを伝えたかったので、歪み系エフェクターはあえて使っていません。
PODではスピーカーとマイクを選べますが、ここで紹介する設定は全てアンプ・モデル選択時に自動的に設定されるデフォルトのままです。
“Sag”, “Hum”, “Bias”等のオプション・パラメーターもデフォルトのままです。
“ER” =「アーリー・リフレクション」はリズム・パートでは20%、リード・パートでは10%に設定しています。
こうする事でリズム・パートを奥に、リード・パートを前に、と若干奥行きの差を付けてみました。
それでは、各セッティングを紹介していきます。
#5 Supro Rtm
- Amp Model :
- Super O (Supro S6616)
- Variax Guitar Model :
- Telecaster Custom | Bridge Position
- Customtone URL :
- http://line6.com/customtone/tone/218594/
Amp Parameters
- Drive
- 48
- Bass
- 67
- Tone
- 81
- Treble
- 100
- Pres
- 84
- CH Vol
- 100
- E.R.
- 20
- Mic
- 409 Dynamic
- Cab
- 1x(6×9)Super O
Led Zeppelinが使用していた事で知られるスプロです。
小型スピーカーならではの歯切れの良さと、ウォームなドライブ感がコード・カッティングにはまります。
#6 Supro Lead
- Amp Model :
- Super O (Supro S6616)
- Variax Guitar Model :
- Les Paul | Bridge Position
- Customtone URL :
- http://line6.com/customtone/tone/218595/
Amp Parameters
- Drive
- 100
- Bass
- 44
- Tone
- 89
- Treble
- 86
- Pres
- 84
- CH Vol
- 100
- E.R.
- 10
- Mic
- 409 Dynamic
- Cab
- 1x(6×9)Super O
Effects Parameters
Tape Echo (FX Type : Delay)
- Tempo Sync
- 8th
- Time
- 326ms
- FdBack
- 30
- Bass
- 41
- Treble
- 36
- Mix
- 17
スプロ独特の歪みに”Tape Echo“のプリアンプの特徴を加えてリード向きのトーンにしました。
リズム・パートよりも奥行きと色気が増していると思います。
#7 EH185 Rtm
- Amp Model :
- Gibtone 185 (Gibson EH185)
- Variax Guitar Model :
- Stratocaster | Bridge Position
- Customtone URL :
- http://line6.com/customtone/tone/218596/
Amp Parameters
- Drive
- 51
- Bass
- 46
- Mid
- 100
- Treble
- 98
- Pres
- 10
- CH Vol
- 100
- E.R.
- 20
- Mic
- 121 Ribbon
- Cab
- 1×12 Gibtone F-Coil
ミッドレンジが豊かなギブソンEH185のモデリングです。
小型スピーカーでレンジは広くありませんが、ファットで荒々しい歪みが気持ちいいです。
#8 EH185 Lead
- Amp Model :
- Gibtone 185 (Gibson EH185)
- Variax Guitar Model :
- ES335 | Bridge Position
- Customtone URL :
- http://line6.com/customtone/tone/218597/
Amp Parameters
- Drive
- 83
- Bass
- 39
- Mid
- 91
- Treble
- 63
- Pres
- 0
- CH Vol
- 100
- E.R.
- 10
- Mic
- 121 Ribbon
- Cab
- 1×12 Gibtone F-Coil
Effects Parameters
Tube Echo (FX Type : Delay)
- Tempo Sync
- 1/4 (3)
- Time
- 217ms
- FdBack
- 35
- WowFlt
- 20
- Drive
- 0
- Mix
- 19
ハイワットとスプロでは”Tape Echo“をプリアンプ的に使用しましたが、ここでは”Tube Echo“を同様の目的で使っています。
“Tape Echo“が太さを加えるとしたら、”Tube Echo“はエッジを加える効果を持っています。
弾いていて熱くなってくるようなドライブ・トーンです。動画の収録時には自然と速弾きフレーズが出てきました。
次回に続く
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