TC Electronic “ToneTips” EP5「Flashback 2」ディレイを活用したシーケンシャルな演奏
- 2017-08-27 (日)
MASHを使ったディレイ・ブレイク
TC Electronicと私のコラボによる動画シリーズ「ToneTips」
TC Electronicのエフェクターを使用して、音作りのトリックや実用的な設定を紹介する企画です。
今回はFlashback 2 Delayを使ってシーケンシャルな演奏をしてみました。
それではエピソード5″Chasing Tone”をご覧ください。
Credit
- 出演
- Jake Cloudchair
- 録音・撮影・編集
- MUSIC Group
解説
使用機材リスト
- ギター
- Fujigen Expert ODYSSEY
- ギター・アンプ
- BUGERA 6262 INFINIUM (Clean Ch)
- エフェクター (以下全てTC Electronic)
- Flashback 2 Delay
- HyperGravity Compressor
今回はFlashback 2を「2290」モードで使用しました。
ディレイ・タイムを符点8分のタイミングに設定して16分音符のリズムを感じさせるという、定番の使い方です。
コンプレッサーHyperGravityで予め音の粒を揃える事で、更にリズムが際立つようにしました。
今回の動画でも新機能MASHを活用しています。
MASHとは、フットスイッチに搭載された感圧型エクスプレッション・コントロールを指します。
フットスイッチを踏み込む強さによって、エクスプレッション・ペダルのような効果を得られます。
今回のMASHの効果は、フットスイッチを踏み込んでいる間フィードバックが最大になり、その直前に弾いた音が無限にリピートされるというものです。
その機能を使ってブレイク的な使い方をしてみました。
なかなかハッタリのきく使い方ではないでしょうか。
Flashback 2の他のディレイ・モード、例えば「Tape」を選択した際にはディレイ音が発振し、踏む強さでディレイ・タイムが変化します。
今回選択した「2290」モードではディレイ音は発振せず、デジタルらしいきれいなエフェクト音が繰り返されます。
このようにMASHにはディレイ・モードに応じて異なる効果が設定されているので、それぞれの効果を試してみるのも楽しいです。
またTonePrint Editor エディター・ソフトウェアを使って、MASHに割り当てる機能を自分で設定する事も可能です。
「ToneTips」はまだ続きます。
次回もお楽しみに。
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