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背中でゴール – DL音源制作記#4

backward_running

〜前回からの続き〜 ギターのみの作品を作る。 サクッと即興演奏したトラックをもとに、ゆあーんとかふわーんとか言いつつ、 試行錯誤と脱線を繰り返しながらも、なんとかいい感じにまとまった。 一人で創作をする者なら誰でも感じることだと思うが、 作品をどの時点で完成とみなすかというのは、微妙に難しいところである。 依頼された仕事ならば、大抵は締切りというゴールが存在
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ふわーん – DL音源制作記#3

綿毛

〜前回からの続き〜 ギターのみの作品を作る。 と言いながらも、ギターらしからぬ音を重ねていく事もしばしばであった。 ある時、ふわーんとした音が欲しくなった。 所謂パッド系または白玉系と呼ばれる、アタック感の無いソフトな音色で、大抵はシンセサイザーで鳴らすものである。 ギターの場合、どんなに優しく弾いても、ぽーん、という感じの音になる。 その、ぽーん、を、ふわ
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ゆあーん – DL音源制作記#2

〜前回からの続き〜 ギターのみの作品を作る。 というアイデアを思いついてからというもの、私はすっかりそのコンセプトに憑かれてしまった。 前回は、足りないなんかを探し始めたと書いたが、 仮にある曲の中でシンバルの音が欲しくなったとしたら、なんとかギターでそれを表現しようと試みたのである。 こういう実験というのはキリがなく、好奇心もまた止めどない。 「わー、この
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なんか – DL音源制作記#1

部屋でなんとなくギターを手にすると、いつの間にか即興で作曲していたりする。 作ろうとか表現しようなんて思ってもいなかったのに、気づけば自分の鳴らす音に入り込んでいる。 友人と一緒にいる時にそんな状態になる事もあって、落ち着いていながらも静かな心地よい緊張感をともなった演奏を共有出来た事が何度もあった。 振り返ると、そんな雰囲気を作品にする機会は今までなかった
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てんてこ

ちょいとごぶさたしている間にもう6月ですね。 私は今なにをしてるのかいなと申しますと、 制作中の曲達がそれぞれ好き勝手な方向へ進んだり戻ったりでてんてこまい。 てんてこまい、ってかわいい響きですね。 なんかあんまり大変じゃないような気になってきますね。 実際さほど大変なことではないんですが、曲調がざっくり二つの流れに分かれてきちゃったんで、 もうこうなったら
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空気

部屋でなんとなくギターを手にすると、いつの間にか即興で作曲していたりする。 作ろうとか表現しようなんて思ってもいなかったのに、気づけば自分の鳴らす音に入り込んでいる。 友人と一緒にいる時にそんな状態になる事もあって、落ち着いていながらも静かな心地よい緊張感をともなった演奏を共有出来た事が何度もあった。 振り返ると、そんな雰囲気を作品にする機会は今までなかった
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ある日の曲製作メモ

[ASPHALT](仮) ◆4分の6拍子 ◆低く冷たいコード ◆歪んだMaj7は野蛮かつ知的 ◆短3度ずつの転調はディミニッシュ的展開 ◆転調の度に難易度が上がる 障害物の多いコース ◆舞台はシカゴ レース或はシューティング ◆一巡して元に戻る 2周目ではブーストを使いショートカットが可能 ◆乗りこなせば浮遊感が得られる


やっぱり便利

様々なテクノロジーは日々進歩し、世には便利が増えていく一方。 便利なものに慣れてしまうと、人はなかなか元には戻れないものである。 そして更なる便利を求め「あれさえあればもっと…」という欲望は、ぱんっぱんに膨らんでいくのである。 その欲望には、それを満たす為に「血と汗と涙の努力で頑張るぞ」というポージティブな側面もあるが、逆に「ああ、あれがないから
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Otherside

ハンドメイドの温もりを感じさせる音作り。 それが、cloudchairの1stアルバムで目指したもののひとつだった。 曲もアコースティックギターを爪弾きながら歌って作ったものが多く、 僕が自宅でリラックスしている雰囲気をそのまま音にしたような内容になっていた。 アルバム発表以降も、同様の作風を持つ曲を少なからず形にしていたのだが、 そうして作りためた「優しい
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ある日の曲制作メモ

[SEVEN](仮) ◆インスト曲 ◆8分の7拍子 ◆静かなシーケンス~拡大 円が膨らむ感じ ◆ガラスのアルペジオ ◆一瞬の静寂の後、疾走 ◆重いフレーズのユニゾン ◆渦 ノイズ カオス ◆再び疾走 ~  ◆演奏時間・7分30秒(現状)